2019年7月16日火曜日

今日を忘れないために~市民一斉訓練~

7月16日。
12年前の今日、中越沖地震が発生しました。
市内、そして私たちも甚大な被害を受けましたね。
今、保育園にいる子ども達は
生まれる前なので、もちろん分かりません。
けれど、この日どんな事が
起こったのか知ってほしい。そんな願いを込めて
今日は市内一斉の避難訓練に保育園も参加しました。


10時、広報の訓練開始の合図が入りました。
みんな、その場で頭を守って1分間、静止します。

プールに行く前だったたんぽぽ組。
サークルタイムが終わって、
着替えるところだったゆり・すみれ組。
トイレに行こうとしていたちゅうりっぷ組。
踊りを踊っていたもも組。

どのクラスも、我慢して、じっと頭を守りました。

1分後、揺れがおさまったと想定して遊戯室に避難です。
 安全なところで防災頭巾をかぶります。
みんな、日頃の練習の成果が出ているようです。
かぶるのが早くなっています。

さらに、火災発生を想定してテラスへ避難。
地震の後は、ガラスの破片や物が落ちていて危ないから
内履きを履いて避難します。
 避難してから点呼確認です。
 全員、無事に避難できました。
先生から、”裸足だったけれど、どうして靴を履いたのかな?”
と、話があると、
『ガラスとかあって足がケガしちゃうから。』
ゆり組さんから答えが返ってきました。
 もしもの時は、まず頭を守ろうね!
今日も防災頭巾をしっかりかぶって
みんな守れていました。

 それから今日、なぜこの避難訓練だったのか。。。
きっと、実際にはよくわからないけれど。
本当に、怖い体験をせずにすんで良かったけれど。

でもね、この日何が起きたのか。
子どもたちなりに、耳を傾けて聞いていました。

わたしたちも、
あの経験を忘れず、経験したからこそ、
もしもに備えて準備していきたいですね。



被害に遭われた方々のご冥福を
心よりお祈り申し上げます。